スクワランとは、スクアレンという油脂に水素添加させた硬化油です。
スクアレンはオリーブ油、羊毛処理の副産物、サメの肝油から採取することができます。
サメ由来
国内では、深海ザメの肝油(肝臓の油)由来のものが流通しています。
そのままでは黄色い色と臭いがあるようですが、化粧品用にりゅうつうしているものは精製されているために、無色透明、そして無臭ほぼないようです。また、スクワランメーカーによると、変質しにくいとのことです。
マルハニチロのスクワランは高度に精製されているため、時間がたっても作りたてとほとんど同じ状態で、空気や紫外線に当たっても変質しにくく、肌に安心して使うことができるのです。
参照
・http://www.food.maruha-nichiro.co.jp/squina/quality/squ.html
オリーブ油来
国内ではサメ由来のみならず、オリーブ由来のスクワランも流通しているようです。
フィトスクワラン中のスクワラン(含量:96%以上)は、サメ由来のスクワランと同じ化学構造式を持ち、科学的性質も同じですが、植物性コレステロールなどを含有しており、それによる「シルキータッチ」が専門家から非常に高く評価されています。
参照
・https://www.cosfa.co.jp/development/original/phyto_squalane.html
何に使われるのか
保湿剤に使われるようです。